外壁塗装を考えたとき、まず気になるのはやはり費用ではないでしょうか。
「少しでも安くできないか」
「補助金や助成金が使えないか」
そう考えて調べている方も多いと思います。
実は熊谷市では、外壁塗装にも使える助成制度があります。
条件を満たせば、工事費の一部が補助されるため、同じ工事でも負担を抑えられる可能性があります。

ただし、この助成金は「知っているだけ」では受け取れません。
申請のタイミングや条件をひとつでも間違えると、対象外になってしまうケースもあるんです。
この記事では、熊谷市で外壁塗装を検討している方に向けて、助成金の内容、対象になる条件、注意点を解説します。
熊谷市で外壁塗装に使える助成金はある?
まずは「自分の外壁塗装が対象になるのか」を確認していきましょう。
熊谷市では、住宅のリフォーム工事に対して使える「熊谷市住宅リフォーム資金補助金」があります。
外壁塗装も、熊谷市公式の案内で補助対象工事の例に「外壁の改修(塗装含む)」と明記されています。>>補助対象・対象外工事一覧表(熊谷市のHPに飛びます)※一覧表にない工事は個別判断とされています。外壁塗装以外も一緒に頼む予定がある場合は、事前に確認した方が安全です。
つまり、熊谷市で外壁塗装を考えている方は、条件を満たせばこの制度を利用できる可能性があります。
補助金の上限はいくら?
補助額は、税抜き20万円以上の改修工事費の5%です。
上限は10万円で、現金ではなく地域電子マネー「クマPAY」で交付されます。
たとえば、税抜き100万円の外壁塗装工事なら、補助額は5万円です。
税抜き300万円の工事でも、上限があるため10万円までとなります。なお、千円未満は切り捨てです。

交付は一住宅につき1回限りです。過去にこの制度を利用した住宅は、再度申請できません。
どんな工事が助成金の対象になる?
対象工事
熊谷市の住宅リフォーム資金補助金は、住宅本体に関わるリフォーム工事が対象です。
具体的には、次のような工事が対象例として挙げられています。
〇外壁の改修(塗装を含む)
〇屋根の改修
〇キッチンや浴室など水回りの改修
〇床や壁など室内の改修
つまり、建物そのものの機能や状態を改善する工事であれば、補助対象になる可能性があります。
一方で、次のような工事は対象外です。
×外壁の洗浄のみ(塗装を伴わないもの)
×門・塀・車庫・物置などの外構工事
×造園や庭の整備
「家の外まわり=すべて対象」というわけではないため、注意が必要です。

外壁塗装だけの工事も対象になります。けれども、外壁洗浄は対象外です。
補助対象工事の条件は?
工事そのものにも条件があります。補助対象工事の要件は次のとおりです。
✅市内の事業者に依頼した改修工事であること
✅工事と支払いが完了していること
✅市で実施しているほかの助成制度等の対象工事か所ではないこと
✅建築基準法など各種法令に違反していないこと
✅20万円以上の工事であること
ここで特に見落としやすいのが、市内業者に依頼することです。熊谷市内に本店・支店・営業所がある事業者である必要があります。支店経由の契約なら、その支店で請け負ったことがわかる証明も必要です。
それと申請時には、工事が完了していることが条件です。
このように、条件を満たしていれば、外壁塗装のみでも助成金を受けることができます。
マンションや店舗併用住宅は?
マンションや店舗併用住宅でも使える場合があります。
ただし、条件が少し違います。
マンションなどは、個人の専有部分の工事のみが対象です。共用部分は対象外です。
店舗等併用住宅では、個人住宅部分の床面積を全体の床面積で按分した改修工事費が20万円以上(税抜き)であることが条件です。店舗部分までまとめて全額対象になるわけではありません。
申請できる人の条件は?
熊谷市公式では、主な条件として次の内容が示されています。
・熊谷市内の住宅に実際に住んでいること。
・その住宅の所有者、または2親等以内の親族が所有する住宅に住んでいること。
・そして、市税に滞納がないこと(※所有者が複数いる場合は、その全員)です。
さらに、工事は熊谷市内に本店・支店・営業所がある事業者へ依頼する必要があります。
市外の業者へ依頼した場合は対象になりません。
申請のタイミングで一番大事なこと
この制度で見落としやすいのが、申請は工事完了後だという点です。
熊谷市では、工事完了日の翌日から90日以内に申請する必要があります。
ただし、工事後の申請だからといって、事前準備が不要なわけではありません。
公式ページでは、「必ず、着工前の写真を添付してください」と案内されています。
つまり、着工前の状態を撮影しておかないと、申請時に困る可能性があります。
外壁塗装を予定している方は、契約や工事の前に、
「この工事は補助対象になるか」
「着工前写真はどの範囲を撮ればよいか」
を確認しておくと安心です。
申請に必要な書類は?
必要書類のリスト
熊谷市公式では、次の書類が必要とされています。
熊谷市住宅リフォーム資金補助金交付申請書(様式第1号)
誓約書および同意書(様式第2号)
請求書(様式第4号)
住宅の所有者であることを証明する書類
請負契約書の写し
見積書または請求書の写し
領収書の写し
リフォーム前後の工事写真
必要に応じて、設計図、親族関係が分かる書類、建築確認済証など
この中で特に注意したいのが、見積書・請求書・領収書です。
見積書または請求書は、工事項目ごとの明細が必要です。
「一式」表記だけでは受付できません。 単価、数量、寸法などが具体的に分かる必要があります。
領収書は、申請者または同居家族名義で、熊谷市内の事業者から発行されたものが必要です。支店の場合は、店舗名称・住所がわかることも求められています。
様式ダウンロードはどこからできる?
申請に使う様式は、熊谷市公式ページからダウンロードできます。
>>熊谷市住宅リフォーム資金補助金交付申請書(様式第1号)はこちら
>>誓約書および同意書(様式第2号)はこちら
>>請求書(様式第4号)はこちら
>>令和8年度住宅リフォーム資金補助金チラシはこちら
>>補助対象・対象外工事例一覧表はこちら
>>クマPAYの詳細はこちら
受付期間はいつまで?
通常4月1日から3月31日までの予算年度までです。
ただし、熊谷市は「予算の範囲内で」交付すると案内しているため、検討している方は早めに動いた方が安心です。
申請窓口はどこ?郵送はできる?
申請窓口は、熊谷市役所本庁舎7階 企業活動支援課です。
受付時間は、平日の午前9時から午後4時までです。
郵送時の注意事項(熊谷市HPより)
●申請期限内に到着したものに限り受け付けますので、余裕をもって
発送してください。
●必要書類の添付漏れや記入漏れがある場合、受理できないことがあり
ます。その場合、再提出をお願いするため、提出書類のチェック欄で
ご確認の上発送をお願いします。
●郵送にあたっては、配達記録の残る簡易書留郵便やレターパック等の
利用を推奨します。(不着等については責任を負いかねます)
【宛先】
360-8601
熊谷市宮町二丁目47番地1
熊谷市役所 企業活動支援課
労政係 リフォーム補助金担当 宛
TEL 048-594-6820(直通)
他の補助金と併用できる?
熊谷市の案内では、住宅リフォーム資金補助金は、市で実施しているほかの助成制度等の対象工事か所ではないことが要件になっています。
一方で、熊谷市公式は「住宅省エネ2026キャンペーン」との併用は可能と案内しています。熊谷市住宅リフォーム資金補助金は国の補助金を充当していないため、併用可能とされています。
このことについては、工事前に直接担当課に確認した方が安全です。
外壁塗装で助成金をもらいたい人がやること
熊谷市で外壁塗装の助成金を使いたい方は、まず次の3点を確認したいところです。
✅工事費が税抜き20万円以上あるか
✅依頼する業者が熊谷市内の事業者か
✅着工前の写真を残しているか
✅工事後、90日以内に申請できるか
✅見積書や請求書に「一式」ではなく明細があるか
✅その住宅で過去にこの制度を使っていないか
✅住んでいる人全員、税金の滞納はないか
このあたりを外すと、せっかく対象になりそうでも申請でつまずきやすくなります。
参考制度もある
熊谷市では、熊谷市内でリフォームなどをしようとする勤労者に住宅資金の貸付をあっせんし、約定どおりに返済している利用者には利子補助を行う制度として、熊谷市勤労者住宅資金貸付もあります。こちらの利用を検討する場合は、工事着工前までに中央労働金庫熊谷支店融資部門へ相談とされています。
助成金だけで足りない場合に、あわせて確認したい制度です。
まとめ
熊谷市では、外壁塗装に使える住宅リフォーム資金補助金があります。
補助額は税抜き20万円以上の工事費の5%、上限10万円で、クマPAYで交付されます。
✅工事費が税抜き20万円以上あるか
✅依頼する業者が熊谷市内の事業者か
✅着工前の写真を残しているか
✅工事後、90日以内に申請できるか
✅見積書や請求書に「一式」ではなく明細があるか
✅その住宅で過去にこの制度を使っていないか
✅住んでいる人全員、税金の滞納はないか
といった条件があります。
「外壁塗装の助成金がある」とだけ覚えるのではなく、どこまでが対象で、いつ何を準備する必要があるのかまで先に押さえておくと、申請しやすくなります。

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